【実録】元ブラック企業社員が語る。呪縛が人を追い込むまで〜本当にあった怖い話〜

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前回は過労死の原因にもなる

承認欲求の呪縛が起こる原因について書きました。

実はこの呪縛、本当に身近にあるのです。

ガクブル; (((( ;゚Д゚)))

今回は、脱出ちゃんが経験した
本当にあった怖い話について書きます。

電通過労死事件の被害者、
高橋まつりさんの自己紹介もっぺん読んでみましょう。


(左:朝日新聞より)

(母子家庭に育ち、小学校時代、塾の授業料を減額してもらっていた)自分が合格することが先生たちへの恩返しだと思い、がんばっていた。

逆境に強い。強靱なストレス耐性。できない理由を見つけて文句を言うのではなく、強い信念をもって努力すれば解決できる、というのが私の信条である

人と密にコミュニケーションをとり、意見や利害の調整をしていくことが社交的で責任感のある自分に向いている

なんならこの自己PR、

脱出ちゃん

うちのか?

って思うくらいデジャヴュでした

苦学生の典型パターン説!!!!!!!!!!!!!!!!!

おぞましいことに、
新卒時代の脱出ちゃんからしたら、この自殺願望は十分に理解できてしまうのです

電車身投げ一歩手前

本当にあった怖い話

脱出ちゃんあの頃

うううう・・・・

公式にあてはめてふりかえってみます。


呪縛力=

①周囲からの期待と自信のGAP
✕ 
②重要度

その①:

地方苦学生な脱出ちゃんが東京に来たとき感じた衝撃

脱出ちゃんあの頃

東京私大同期の
チャラチャラキラキラ感

早稲田ボーイ

外資系投資銀行の内定を蹴って入社してやったぜ★

慶應ボーイ

俺、3年以内に起業するから!

すでにMacbookを使いこなし、
ブラインドタッチができて、
パワポ資料もエクセルもバチバチして、
プレゼン慣れしている彼ら

ブラインドタッチ

タイピングもままならない私

そしてやたら多い横文字用語

慶應ボーイ

ドラスティックでイノベーティブなビジネススキームにコミットしていきたいんだよね!

ビジネスコンテストで優勝したり、
有名企業でインターンしたり、
プログラミングを勉強していたり

とにかく機会が豊富なTOKYO学生

脱出ちゃんあの頃

どういう意味だろう・・・

横文字用語につまづく

脱出ちゃんあの頃

議事録とりながら話すとか無理

ブラインドタッチが未熟

脱出ちゃんあの頃

ビジコン?
美人コンテストのこと?

ビジネスコンテストのことだった。

地方学生には無縁だった機会

そんななか、

キラキラ★社長

ベンチャーだから

と、まともな研修も無いままに始まる激務。

まあ、「自分がもつ自信」なんて完膚なきまでに抹殺

もはや生きるのに必死

その②:

上司

きみ、買収した会社の立て直ししてくれ。

お前がなんとかしないと親会社のうちら上場廃止になってまうんや。

急にきた過度な責任

そして入社半年後にいきなりヤバい会社に送りこまれる

もはや自分が入社した会社じゃないし

買収先の人

俺らを買った親会社のねーちゃんか?

どうみても敵視されている

身売りした会社なんて、まともな会社であることのほうが稀です。

人・モノ・金 すべてがどう考えてもカオスすぎる・・・

営業1つまともにできない新卒一年目に任せるものではない

上司

つらいだと?!
それは自分の受け止め方次第だ!!!
当事者意識をもって挑め!!!
きみなら出来る!!!
きみしかいない!!!

ふだん放置プレイなのに、たまに叱咤激励したいりする(生理なん?)

脱出ちゃんあの頃

そうだ。
全部私が悪いんだ。
この人のためにも私がなんとかしなきゃ!

「周囲からの期待」に答えようと必死だった脱出ちゃん。

今思えば、体よく使われてたんでしょうね。

無知で素直なまじめ女子の宿命

気づけば朝8時から朝4時まで働き、土日なし状態

上司もクソ忙しい

つまり放置

フィードバックもなく、
PDCAまわせるゆとりもないなら
それは成長環境とは言わない。
それはただの神風特攻隊である
by 元社畜Dの証言

上京早々そんな生活してて、友達なんかできるはずありません。

朝起きて会社の往復。土日もないし。

帰れてる日はまだマシ

脱出ちゃんあの頃

この会社・仕事が
わたしの世界のすべて!!!

当然、「重要度」もバク上がりです。

呪縛レベル最大

まあでも脱出ちゃんも人間です。

脱出ちゃんあの頃

つかれた

疲れます。

ほんまに

上司

あれもこれもしなきゃいけない!
きみしかいないんだ!
当事者意識だ!

でも無限大に広がる期待値。

1年目にやらせるキャパを超えています

そして素直でまじめな元苦学生はこうなります

脱出ちゃんあの頃

私はなんて
仕事ができないんだ!

脱出ちゃんあの頃

うまくいかないのは
すべて私のせいなんだ!

脱出ちゃんあの頃

こんな
できない私を雇ってくれる会社なんてここくらいだ!

自己肯定感がバク下がり、転職という選択肢が消えます。

逃げ場なし

脱出ちゃんあの頃

奨学金の返済もしなきゃいけないし、働くのを辞めたら生活していけない!

辞める・休むという選択肢が消えます。

逃げ場なし

当然、友人も恋人もいないし、

毒親の地元に帰りたくない。

逃げ場なし

という中で毎日バグるまで働いて、ふと通勤中思うわけですよ

脱出ちゃんあの頃

もうしんどい。
今ここから飛び降りたら
楽になれるかな・・・

London, British, Metro, Subway

これが過労自殺の心理

とまあ、
脱出ちゃんもギリふみとどまりましたが、
あの頃をふりかえると、高橋まつりさんの件はまったく他人事じゃないなと

ガクブル ((( ;゜Д゜))

本当の本当に怖い社会の現実

ちなみにきづいてしまったんですが、

弟くん

なんでそんなにまじめに頑張れるん?

脱出ちゃん

そこな

バツ3ノースキルシングルマザー、3人姉弟の長女として

つまり苦学生

奨学金なしには生きていけません。

奨学金をもらえる人の条件:
学校が模範とする人にならないといけない
クソ真面目で成績優秀で、先生に従順

つまり、メランコリー親和型になるしかない((( ;゜Д゜))

※ メランコリー親和型については前回かきました
慶應ボーイ

俺は自由に生きてやるぜ★

脱出ちゃん

とか言ってられんのですわ

悲しすぎる社会の現実

マブダチちゃん

悪循環だよね

一番ヤバいのは、その事実に国も気づいていないまま

国のえらい人

働き方改革だー!

とか言ってるんですよね。

根本原因は解決されない

ちなみに、この承認欲求の呪縛、日本社会のそこかしこにあるんですわ

弟くん

え!

次回書くお

さいごまで読んでくれてありがとうございます。

脱出ちゃんは、”あの頃苦しかった自分” に少しでも脱出ルートのヒントを示せたら嬉しいなって気持ちで書いてます。

一人でも多くの人の参考になれば嬉しいです!
もし同じような悩みをもってる友達がいたらおしえてあげてください。

1本1本時間をかけて書いているので更新頻度が遅くてごめんなさい。
新着記事ができ次第ツイートするので、少しでも参考になったらTwitterフォローしてくれたら嬉しいです。

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