はい。いよいよ「格安で旅行に行く方法」シリーズ最終章。
④現地での心得 について書きます。
- 行きたい場所を決める
- 手配（航空券・宿など）
- 荷造り
- 現地での心得←
①~③はこちらに書いてます↓
出発前の心得
simカードは到着日１日前のアクティベートを！
前回紹介したsimカードですが、これはいつから使うかのアクティベートが必要です。
ちゃんと必要な開始日を設定して
予約したのに
（現地に着陸）よし！アクセス！あれ？？繋がらない！
どーしよ！ホテルに電話しなきゃお迎えこないのに、、、
ということがザラです。
え、どーすんの？
利用開始日を、到着日の1日前にしてアクティベートしましょう。
なぜなら、時差やら、スタッフのさぼり（←）やらで予約してんのに開始時期がずれることがあります。
なんも信用できねぇ
信じれるものは己のみ！
両替は細かい紙幣にしてもらう
手数料と交換レートがボッタクリなので、
そもそも両替よりも
クレジットカードや、
国際キャッシュカードをおすすめ
しますが、必要なときもある。
窓口では、数えるのめんどいから大きい紙幣を渡されがちですが、
Could you give me smaller bills?
といって、
なるべく細かい紙幣にしてもらいましょう。
断られたら、空港でお菓子か水でも買ってくずしましょう。
と、いうのも、そもそも高額な支払いはクレジットカードが使えるので、現金が必要なときって、少額な支払い（屋台・市場とか）です。
屋台や市場で、1万円出されても、、、おつりないよ。ってか
こいつめっちゃ金もっとるやん！
と、カモターゲットにされるので、現金はなるべく少額紙幣で持ち歩きましょう。
ちなみに、両替は、
日本通貨のほうが強い場合：
現地（海外）で両替 （バリとか）
日本通貨が弱い場合：
日本で両替 （ユーロ、ドルとか）
がオトクです。
日本で両替するときは、
銀行もボッタクリなので、大黒屋とかがおすすめです。
ただ、やっぱり両替は損するやりとり
なので、現地で現金が必要な場合は
国際キャッシュカードをつくることをおすすめします。
自分の今の銀行に言えば簡単につくれるお★
営業時間の徹底した確認を！
午前〇時はここにいって～そっから、〇時のバスでここにいって～
と、せっかく計画したパーフェクトルートをぶっ潰してくる営業時間。
ガイドブックでは開いているはずなのにしまっていたり、、、
え？冬は早く閉めてんのよ。あと最近変わった！
とか、せっかくのプランが台無しです。
二次情報（ガイドブック、Google map）ではなく、一次情報（HP）を確認しましょう。
ちなみに、HPの時間も信用ならんときあるので、重要施設は事前に電話かメールして確かめます。
飛行機のトラップ
フライトの変更・遅延がないかチェック
ノリノリで当日を迎える前にしれっと送られてくるフライト時刻の変更メール。
しかも格安チケットはだいたい外資系航空会社なので英語。
迷惑メールかな？
ってしれっと無視してたら、
実はフライト時刻の変更メールだったりするので注意！
ちなみにメールすら送ってくれないところもあるので、
前日と当日家を出る前に航空会社のHPで便の時間を最終確認しましょう！
乗継便は、乗り継ぐルート＆経由地の情報を事前にチェック！
これ結構盲点なんですが、
まあ乗り継ぎっていっても2時間まつだけやし、乗り継ぎ案内してくれるやろ～
と、油断してると大変なことになります。
（案内はしてくれません）
脱出ちゃんもここは過去色んな事件が発生しました↓
経由地の時刻＝到着地の時刻
と思い込み乗り遅れ寸前！
そんなことある？
って思いますよね？
これが、アジア経由→ヨーロッパなら
まあ間違うことないんですが、、、
（あきらかに時間違うし）
ヨーロッパ→ヨーロッパのお隣の国
とかだと、なんかしらの計算をミスることがあります。
そしてなぜか当日はアドレナリンが上々で思い込みがすごかったりする。
同じ時刻なはず！
iphoneの時計も自動で変わるし！
←なぜか変わってなかったり、、、
そんで、
まだ1時間もあるわぁ～
でも余裕をもってゲート前に座っとこ～っと♪
誰もいない、、、、、
あれ？早くきすぎた？？？←余裕
とか思ってたら、
Are you going to XXXXX !?!?!?!
ものすごい形相で走ってきたゲートのCAさん。
え？あ、Yes.
なんでそんなにせかされんの？
急な時間変更？
と思いながら飛行機にぶち込まれる。
？？？？？
（まだわからず）
そして気づきました。
あ、乗り換え地の時間って、到着地より
1時間早かったんか！！！！！
と
（ルンルン♪な脱出ちゃんは、もう気持ちが到着地にワープしていたので、乗り換え地も同じ時間だと思ってた）
あぶない
あぶない、、、
人間はルンルン♪なときに通常ならありえないミスを犯します。
乗継便が、2時間離れた別の空港にあることが発覚！さらに遅延＋大渋滞→乗り換えできなかった
これは、上海で乗り換えて、アメリカへ行くときに発生した事件。
よくある中国経由事件です。
上海で乗り換えね。
はいはい。
と、もはや30か国以上旅行して、
格安航空を使いこなしてた私は
かなり余裕かましてました。
なぜなら、それまで経由便（何回乗ったかわからんくらい乗ってた）は、すべて同じ空港から発着していたから。
しかも何度も行ったことある
おとなりの中国経由。
文化とか別に問題ないし～
空港ならトイレもきれいだし～
とマジで余裕サクサク。
ろくにチケットの乗り換え空港コードも見ずに行ったら
上海ついた～
とりま乗り換えゲートまでの行き方を聞こうっと
この時すでに
遅延（＝乗り継ぎ時間が短い）
してたけど、余裕をぶちかます脱出
と、空港スタッフに声かけたら
ワタシエイゴハナシマセン
と会話すら拒否されつづける。
（ここ空港やぞ？）
そして、なんとか英語が通じる人を発見！
この便は、どのターミナルにいけばいいの？
これは、すごく遠いね。
え？
2時間くらいかかる別の空港からだね。バスがここから出てるよ。
え！？マジ！？ギリギリやん！てか空港違うんかい！
そしてバスのチケットを買うにも
中国の通貨なんてもってない！
クレカがつかえない（現金主義）！
ので、ATMをまず探す旅に。
（国際キャッシュカードもっててよかった、、、）
そして英語話すだけでやたら拒絶される
＠空港（ここ世界の玄関やぞ？)
ワタシエイゴハナシマセン
(ATMくらい通じてくれよ
そして、
結局空港にいた日本人観光客の人が一番助けてくれてATM発見！
もはや１元が何円なのかもわからない。
そして何が一番つらいって、
Googleが使えない！！！
というかウェブサイト全般にアクセスできなかった
恐ろしや中国のファイアウォール！！！！
つかえるようになるアプリがあるそうなんだけど、たかだか経由地だし、そんなもん事前に入れてないし、現地ではスマホはただの板だった。
なので超アナログに「人に聞く！」
（英語通じないから身振り手振り）
ーーーーーーーー！！！
そしてようやくたどりついたバス停。
待てども待てども来ない
（時刻表的にはくるはず、、）
そして３０分をロスしてあきらめる。
（寒かった）
タクシーは高い＆大渋滞タイム
だったのでやめ、
電車を使うことに。
しかし、そこにも落とし穴が
乗車券自販機に札が入らない！！！
両替屋も近くにないし、とにかく近くにいたおばちゃんに交渉して両替をしてもらう。
～～～～～～～～
（ちょっとごまかしてきた）
そしてなんとか電車に！！！！！！！
これで、ようやく乗り換えできる、、、（疲）
と思ったのも束の間。
なんか遅くね？
ほぼ終点の駅まで乗り続け、
（まじ遠かったんだな）
ついたときには出発１０分前！
全力ダッシュ！！！！！！
まあ当然乗れませんでした。
（列の優遇もないので）
途方にくれた脱出ちゃんは、
旅行会社のカウンター（さすがに英語通じる）であらためてチケットをとりなおし。
５万円でNY往復チケットを買っていたのに、すべて無駄になり、
往復４０万くらいのチケットを買う羽目に（上海→NY、NY→日本）
、、、、。（遠い目）
玄人トラベラーも油断大敵
なので、出国前には、
ちゃんと調べておきましょう↓
- 乗り換え方法と移動時間
- 現地通貨のレート
- タイムゾーン
- 物価相場
ほんとに怖い。
このあとウキウキのNY旅行だったのに、
もうショックが大きすぎて
放心状態が３日ほどつづきました。
ホテルへの移動手段を事前にチェック
ここも重要です。
空港に降り立つと群がるあやしいタクシーの群れ。
※イメージです。
ぼったくりの温床なので、
- 事前にホテルの迎えを予約
- メトロやバスを利用
- UberやGrabを利用
を、おすすめします。
事前にホテルの迎えを予約
これは、宿泊先がホテルの場合、
事前にメールでお願いしたらしてくれます。
たいがい有料ですが、無料のところも！
めんどくさい料金交渉もないし、安全です。
メトロやバスを利用
これは、シンガポールやヨーロッパ等、
公共交通機関が整っているところでおすすめです。
とくにメトロは簡単なのでおすすめです！
バスは、空港からのシャトルバスを事前にネットで予約するとよいです！
途上国のローカルバスは複雑＆英語対応ゼロだったりするのでおすすめしません。
（迷いまくってよくわからない場所に到着したりする←）
ライドシェアアプリを利用
これは、とくに途上国でおすすめです。
というのも、とくに東南アジアのローカルタクシードライバーは、
- 英語通じない
- ボッタクる
- ガラ悪い
というのも、基本的に日本のように免許なくてもなんちゃってドライバーして日銭を稼いでる人が多いからです。
そういう人たちは、基本的に生きるために、お金のためならなんでもする！
おっちゃんが多い。
脱出ちゃんも、タクシーメーターがものすごい勢いで上がって（絶対おかしい）
すんごい額を要求されたんですが、
おかしいやろ？
と反論したら、
ドライバーが
椅子をたおして挟んできました。
払わないなら返さないよ？
知らないところに降ろしてもいいんだよ？
と、
え？なにこれ映画かなんか？
って
って思う事件も。
まあ、そうするしかなかった
脱出ちゃんの学生時代。
しかーし！今は文明の利器がある！
そうライドシェアアプリ！！！
ライドシェアアプリって何？
行先を入力したら車もってる現地人とマッチングしてくれる！
行先も、支払いもアプリ内で行われるので、変なところで降ろされたり、
ぼったくられたりしない！
ここ重要！
そしてなんといっても
運転手もほぼ英語が話せる！
←通常のローカルタクシーと違って、
ライドシェアアプリ内の英語のやりとりや、スマホをつかった決裁が必要なので、
そこそこちゃんとした人がそろってる！
そして、アプリ内でレビュー機能があるので、変なことはできない！
これで料金交渉や身の安全の心配もいらない！
ここ重要！
そして住所入力すれば、
アプリのマップがドライバーを案内してくれるので、通じない英語の道案内不要！ドライバーが間違うこともない！
そして何より、現金支払いじゃないので、
アプリ上でカード決済できる！
＝両替不要！料金交渉不要！
＝ぼったくられない！
そしてそもそも日本のタクシーのように高くない！
神！！！
ほんと便利な世の中になりました。
メジャーなのは、この３つ↓
現地で使われているアプリをいれましょう。
シンガポールではUberが撤退して今はGrabになってたりする。
←東南アジアはGrabがメジャー
Uber
Lyft
Grab
現地の移動がまじで楽になるので絶対マストです！
移動中の心得
ブランドものを持たない
財布やカバンの
ブランド率がやたら高い日本人。
これは
私はお金もってるカモやで～
といってるのと同じなので、やめましょう。
狙われます。
あと、おしりのポケットに財布入れる男子！
プレゼントかな？
一瞬で盗まれるのでやめましょう。
脱出ちゃんは
あえて財布をもたず、カバンのインナーポケットに厳重に入れたり、
小学生がもつような１００均の財布をもっていったりします。
お金をおおっぴらに数えない
これも平和大国日本でぬくぬく育った人に多いんですが
お金をレストランのテーブルにだして数えだしたり、
お店の人の前で高額紙幣を財布からだして数えてたり、、、
これもカモアピールがすぎるので、数えたいならホテルの自分の部屋でしましょう。
お金は一か所にまとめない
財布をいれてたバックをひったくられる！
とかザラなので、
お金やカードは分散させましょう。
脱出ちゃんは、
- 小さいかばんのインナーポケット
- スーツケースの奥底
- ウルトラライトダウンのファスナー付きポケット
に分散させます。
人混みではかばんをがっちりホールド
満員電車、バスを降りたら
リュックが切られて財布が盗まれてた！というのはよくあります。
あと脱出ちゃんが目撃したのが、
ローマの地下鉄にのって観光中。
観光客でごったがえすメトロの中。
（東京の通勤ラッシュなみ）
すると、閉まる寸前の電車に
可愛いブロンドの女の子がギリギリにすべりこみ
かとおもいきや、
ドアが閉まる寸前に観光客の
カバンをひったくって逃亡！！！！
ひったくりって、もっと悪そうな大人がするもんやないの？！
と仰天しました。
誰があんなかわいい子供を疑うのか！？
ほんま油断ならんです。
バックは死守しましょう。
ガイドブックはちぎって堂々と歩く
ただでさえ長時間観光するんだから
荷物は身軽に限ります。
ガイドブックは地味に重いので、
必要箇所だけちぎります。
そして、
なによりガイドブックを
おおっぴろげに広げて、
キョロキョロしてる日本人ほど
カモターゲットされやすい人種はいません。
え？私現地住みだけど
なにか？
ってくらい堂々と、キョロキョロせずに歩きましょう。
ついていかない
悪い人にはついっていっちゃイケナイぞ★
小学生かよ！
そうなんです。
そんな小学生みたいな注意をしないと
ほんとについていく
平和ボケ日本人があまりにも多い。
白人男性＝イケメンと思うな
まず女子に告ぐ。
金髪・碧眼・白人を眺めるのをやめろ！
やつらは調子にのって
Yellow Cabだ～
ってやるだけやって捨てられるよ♪
※脱出ちゃんはないです。
Yellow Cabとは：
日本人女性は外国人男性とすぐに性行為を行うという偏見から、アメリカを走る黄色タクシーにちなんで名付けられた（wikipediaより）
まあ、まだ遊ぶだけならいーんですが、
前回紹介したトルコのナンパ師とか、詐欺も多いので注意！
ここでも日本人はカモにされます。
明治維新のなごりなのか、
鎖国してたからなのか、
やたら白人に弱い。
そして自分を持たない
流され屋さんが多い。
だってチョロいもん♪
現地人で日本語が話せるヤツは要注意
見知らぬ国、英語もそんなに話せない、、、
そんなんときに
ダイジョウブデスカ？
と日本語で話しかけてくれる現地人がいたら
めっちゃ嬉しい。
安心するわぁ～
これ危険です
こんなマイナー言語を話してくる時点で
１、意識高い&日本大好き人材
２、日本人観光客を相手（カモにする人材
の二択です。
１は、かなり丁寧に日本が話せるor身綺麗だったりする。
その他はほぼ２と思ってください。
もちろん観光客をおもてなししてくれる
貴重な人たちです。
だけど、
基本的には商売なので、深入りしすぎないようにしましょう。
居酒屋のキャッチと同じ
以上。海外旅行先での心得でした。
極端に書いていますが、（でも実話）
ある程度慣れるまでは
（慣れたころが危なかったりするけど、、）注意していきましょう。
日本のようなお人よしの集まる平和な国は稀です。
大部分の人は親切です。でも見分けがつかないうちは心得を！
さいごまで読んでくれてありがとうございます。
脱出ちゃんは、”あの頃苦しかった自分” に少しでも脱出ルートのヒントを示せたら嬉しいなって気持ちで書いてます。
一人でも多くの人の参考になれば嬉しいです！
もし同じような悩みをもってる友達がいたらおしえてあげてください。
1本1本時間をかけて書いているので更新頻度が遅くてごめんなさい。
新着記事ができ次第ツイートするので、少しでも参考になったらTwitterフォローしてくれたら嬉しいです。
ここ重要回！！！