はい。「格安で旅行に行く方法」シリーズ。続きまして③荷造りですね。
- 行きたい場所を決める
- 手配(航空券・宿など)
- 荷造り←
- 現地での心得
①と②はこちらです↓
ここは、
40か国を旅
×
うち3か国居住
×
引っ越し経験10回
の脱出ちゃんが得意とするところです。
気づけば「ミニマリスト」という言葉がはやるまえから染みついていたミニマリズムな旅。
そう、
いかに身軽に
かつ不便のない
快適な旅行ができるか
は、この荷造りにかかっているのです。
といっても過言じゃありません。
ただ、日本人はここが超苦手です。
あれもこれも、、んー心配だから一応もっていこう!
海に囲まれた孤島の民。
日本人は「海外旅行」となると
それはもう壮大な旅!!
と言わんばかりに
次いつ使うの?ってくらい
大きなスーツケース買いにいったり、、、
そしてとにかく心配性。
万が一、、、
を常に想定する
超ネガティブ民族なので、
こんなけ公的医療保険が充実してるのに
がん保険加入率世界No.2!
※No.1のアメリカの公的保険はほぼゼロ
お土産いっぱい買ってくるし、大きめのスーツケース買わな!
とまあこんな感じにやたら荷物が多い、、、
しょーがなくない?
そうですね。それで良いならもうこの記事は読まんでよかとです。
ただ、
安く&快適に旅行したいなら別。
なぜなら、
安い航空券(LCC)はだいたい荷物預かりは有料!
(機内持ち込み5~10キロまでというところが多い)
そして、ANAやJALという日本人クオリティの神サービスを提供する航空会社とちがい、
安い航空券は、
ロストバゲージの保証も雑&有料だったりします。
ロストバゲージとは、、、
預けていた荷物が届かない
(=紛失する)こと。
え、恐!!!!
これ、脱出ちゃんも何度かあったんですが、
長いフライト後に、やっとのこと着陸して、よし!って荷物取りに行ったら
待てども待てどもこない、、、
ついに1時間待たされた挙句に
「ロストバゲージですね。」
とのこと。
え?!(絶望)
1回目は3日後にステイ先に届きましたが、その間の着替えやらアメニティやらはすべて預けてたので不便な3日間を過ごしました。
2回目は、永遠に戻ってこず、、、(泣)
3回目、、、!?
と思いきや無事見つけましたが、
着陸してから1時間も待たされる
まさにドキドキなスリリング体験です。
(体験したいならどうぞご自由に)
言いたいことは、
「その荷物なくなるかもよ」
「手元にもどってきても、
どのみち無駄な時間とられるよ」
ってことです。
あと、とくにアメリカは
中をこじ開けて荷物検査されてたり(スーツケース壊れてた&中のおかしぐちゃぐちゃにされてた)
アメリカはスーツケースロックしちゃだめ(or TSA ロックのスーツケースを買うべし)
インドネシアに行った友達は、
スーツケースに入れてたPCがなぜか無くなっていた、、、
空港スタッフのイタズラだね★
マジかよ。
とまあ、
ほんと信用ならんので、最悪無くなっても良いものしかあずけません。
あと出張のときは
人を待たせたり、仕事に必要な資料やPCもあるので基本あずけません。
それはあずけたくない、、、
うん。もちろん大半は無事なんですが、
そーゆーこともあるのと、
そもそも
身重=現地での移動も大変なので、
身軽な荷造りをおすすめします。
じゃあどーしたらええの?
解説するお↓
スーツケースは機内持ち込みサイズのみ
移動先でもっとも動きにくいのが
スーツケース。
なぜならビーチにいくにも、
ヨーロッパの石畳も、アジアの砂利道も、
基本的に日本みたいなきれいな歩道は世界でも稀です。
(まじで下向いて歩かないとボッコボコだったりする)
なので、そこにクソでかいスーツケースはとにかく動きにくい。
そして盲点なのが、
それ自体がすでに重い。
預け荷物の制限が20キロなのに、そのスーツケースが7キロとかふざけんな!ってなる
もちろんセレブ旅行で何から何までお迎えが運んでくれるならそれでよいでしょう。
じゃあバックパック?
いや、西洋人がよくつかう巨大バックパックはとにかく肩がこる
日本人が背負うと荷物が歩いてるみたいになるやつ。
なので私がおすすめするのは、
機内持ち込みサイズのスーツケース
+遠足リュック
+おりたたみ式ボストン
です。
機内持ち込みサイズのスーツケース
これなら移動もスイスイ。
重いものもぶち込めます。
ここでの注意は、
1.機内持込サイズにおさめること
このサイズも、飛行機によって違うので、
極小機(100席以下)でも持ち込めるものにしましょう。
まとめてくれてるサイトもあるので参考まで
変わることもあるので、出国前は航空会社のサイトで最新版をチェックしましょう。
2.スーツケースは超軽量を選ぶ
上で書いた通り、機内持ち込みは5~10キロの制限があります。
ここにどれだけ詰め込めるかが勝負です。
=それ自体ですでに5キロとかなったら意味ありません。
3. コマが360℃回転するもの
超軽量を探していくと、ボディが布製のものが多いです。
ただ、ここで落とし穴があります。
布製のコマは360℃回転しないものが多くて、小回りが悪い。
←これ地味に聞こえますが、
結構致命的です。
脱出ちゃんも初海外旅行の韓国で、
布製のスーツケースだったんですが、
とにかくひっぱるのがしんどい。
長時間歩いて疲れてるときに
こーゆー地味なところで摩耗する。
最後フライトギリギリのダッシュ時も死にそうでした、、、
脱出ちゃんがいつももっていくのはこれ↓
布製じゃないのに2kg!(通常3kgが多い)サイズも機内持ち込みサイズ!
コマも360℃!
めちゃめちゃ探しまくってようやくたどりつきました。
遠足リュック
これは、スーツケースに入りきらないものを入れたり、何より飛行機の中で使うもの&貴重品をいれています。
飛行機の中で快適に過ごすアイテム↓↓
- ウルトラライトダウン
- kindle
- スマホ
- PC
- 充電器
- ガイドブック
- まくら
- マスク(乾燥対策)
- 歯ブラシ
- めぐりずむ
- ハンドクリーム(乾燥対策)
- リップ(乾燥対策)
- ストール
- ノイズキャンセリングイヤフォン
- ガム
これは全部リュックにつめて座席下に入れます。
そうすれば好きな時に取り出せる♪
上に入れると着陸までなかなか取り出せません。
あと、現地でちょっとした小旅行のときに、着替えもぶち込める&両手があくのでとても重宝します。
ハンドバックはひったくられるよ★
そして何より西洋人御用達のバックパックより小さいので、無理なく背負えます!
折りたたみ式ボストン
これは主にお土産を詰め込んで帰ってくる(入らないときの保険)用です。
なので行きはたたんでおきます。
(脱出ちゃんはそのまま使わないことも多い)
どんなに長期滞在でも服は3日分まで
着回し&ホテルで手洗い(洗剤持参)を駆使します。
ここで重要なのは
軽量・コンパクト・速乾性!
はい。ここ重要なので復唱しましょう。
軽量・コンパクト・速乾性!
アウターもコートではなくダウン!
これは、各段に重さが違う&ダウンなら丸めて飛行機でクッションがわりにできます。
そして、
洗濯してすぐに乾く速乾性は超重要★
下着は水着を活用
脱出ちゃんの旅行先の下着は水着だったりします。(そのまま泳げるし)
インナーを駆使する
冬場は、
インナーをエアリズム&乾きやすいタイツにして、外の服は同じセットをずっと着るってのも手です。(多くても2パターン)
速乾性のある素材を!
常夏にいくときは、
すぐに乾く生地のシャツとか、ブラウスがおすすめ!
寒い国での注意
- 耳がちぎれそうになるので、ニットキャップを
- の中は逆に暖房で暑かったりするので、ダウンの下は薄め&万が一用のウルトラライトダウンをカバンに
- カイロを腰にはると最強
暑い国での注意
- 紫外線が日本の5倍以上とかザラなので、マジで日焼け止めとサングラスはもっていきましょう
(友達が焼きたいって無防備に焼いてたら、次の日皮膚がとけて2~3日寝込んでた、、、(ホラー)
最強なのはユニクロのUVカットパーカー
ビビるくらい紫外線カットしてくれてました!神!
- 屋内の冷房が異常に寒いので、上着・長ズボンorロングスカートはもっていきましょう。
- あと、ストールも地味にマルチに使えるのでおすすめです。(ヒザにかけたり、日差しをよけたり)
- スコールといって、急に土砂降りの雨が降ったりしてくるので、折り畳み傘があると◎超軽量でおすすめなのはこれ↓
- トイレットペーパーを使う習慣がない(左手で拭く)ところも多いので、ティッシュと、ゴミ入れをもってくことをおすすめします。
タオルは速乾性重視のマイクロファイバーで
ホテルにある場合はいいんですが、
とはいえアクティビティがあったりするので1枚はほしいところ。
タオルはかさばる&乾かないの温床
ですが、速乾性×コンパクトを代表するマイクロファイバーをおすすめします。
数あるマイクロファイバーを試した結果、こいつが最強でした↓
けっこう大きいので、カットして日常でもつかってます。
ホテルのアメニティを期待しない
日本のホテルって、歯ブラシはもちろん、
シャンプーやら洗顔やら何からなにまでありますよね。
海外でそんなものは高級ホテル以外期待しないでください。
基本ない。
あっても、顔から頭まで同じボディソープか、パシパシになるシャンプーくらいです。
(高級ホテルでもこんな感じだったりする、、、)
なのでこれは持ちこみましょう。
といっても、機内持ち込み荷物には、液体の持込に制限があるので注意!
脱出ちゃんは、以下で対応↓
試供品を活用
現地調達
現地のシャンプーけっこういいやつも多いのでおすすめです。
個人的に好きなのはGarnierのFRUCTIS
皆さんおなじみのパンテーンとかも全然あります。
デバイスの必需品
変圧器とか、ポケットwifiもいるよね!?
いりません。
まず今時のスマホ、PC、デジカメ等、基本的なデバイスは世界共通で充電できます。
昔は、MDとかガラケーの充電器時代はよく変圧器もっていってましたが、、
行先の国の電圧はチェックはしてね
変圧器は不要
必要なものはプラグのみでよし。
世界中どのプラグにも変形するこれがおすすめです↓
ちなみに、ヘアドライヤーやアイロンは全世界で使用できるもの以外は変圧器つかっても壊れるのでやめましょう
ポケットwifiは!?
いりません。
ポケットwifiよりもsimカードを
これも、だいたい観光地では無料wifiが使える(カフェとか)のと、
あんなクソ重い&高いポケットwifi持ち歩くくらいなら、ネット使い放題のsimカードを事前に買っていきましょう。
これ↓↓とか、
通話&ネットし放題で2000円以下!
かさばるポケットwifiはいらないし、返却の心配もなし!
こちらはアジア14カ国どこでも使えます↓
空港でも買えるけど、高いのでアマゾンで事前に買うのがおすすめ
シンガポールとか、国によっては現地のコンビニで買ったほうが安かったりします。(100G1000円とか破格!!!)
←アメリカはあんまりsimカード売ってないので事前に買っていくことをおすすめします。
sim freeのスマホじゃないと使えないので注意!
なので脱出ちゃんはいつもスマホはsimフリーを買います。
ちなみに、やたら日本人ってポケットwifiもってるけど、あれ異常です。
(ボッタクリだし、、)
え、そのバカでかいのなに!?なんでsimカードにしないの!?
って、みんな思ってる。
最重要アイテム
あと、最も忘れてはならんのはこちら↓
- パスポート
- 航空券、宿泊証明を印刷したもの
- 滞在先の住所
- クレジットカード
- 国際キャッシュカード(あれば超便利)
- ペン
パスポート
いわずもがな
航空券、宿泊予約の印刷
メールになぜかアクセスできない!
スマホの充電切れた!
なぜか、紙しか受け付けません。
ってこともあるので
予約できてないよ~
とか意味わからんこと現地で言われることもあるので、英語版での印刷をおすすめします。
滞在先の住所
まず入国時に書かされます。
あと、現地で迷ったときに戻れるようにもっておきましょう。
(脱出ちゃんは台湾の夜市で迷子→タクシーでホテルに帰宅しました)
クレジットカード
現金は両替手数料がバカ高いので、
クレカ決裁をおすすめします。
まだ持ってない人はつくりましょう。
年会費無料で審査も厳しくないオススメカードは、このへんですね↓
ただ、カード紛失もあるので、
いざというときに止めれるように
ヘルプデスクの連絡先はメモ
しておきましょう。
国際キャッシュカード
これは無くてもよいですが、
現地でカード払いができないとき、
現金を現地のATMで引き出せるので重宝します。
両替屋ではそもそも手数料も高いし、ボラれることも多いので
ペン
飛行機で色々書かされる&あるとなにかと便利です。
まとめると:チェックリスト
こんな感じです。
参考用のチェックリストとしてご活用あれ★
脱出ちゃんの1週間旅行の荷物↓
バッグ
- 機内持ち込みスーツケース
- 遠足リュック
- おりたたみボストン
貴重品
- 航空券・宿の予約表
- 滞在先住所
- パスポート
- クレジットカード
- 国際キャッシュカード
移動中アイテム
- サングラス
- メガネ
- トイレットペーパー
- カイロ
- 生理用ナプキン
- ティッシュ
- マイクロファイバータオル
↓とくに飛行機内で
- まくら
- めぐりずむ(寝る気まんまん)
- ガム(脱乾燥)
- リップ(脱乾燥)
- マスク(脱乾燥)
- メディキュット(脱むくみ)
- ノイズキャンセリングイヤフォン
アメニティ
- シャンプー(試供品)
- コンディショナー(試供品)
- トリートメント(試供品)
- マジックソープ←洗顔、メイク落とし、ボディソープこれ1本!
- ファブリーズ(携帯ボトル)
- 歯磨きセット(試供品)
- 化粧水(試供品)
- 乳液(試供品)
- 化粧品
- ヘアワックス
- 汗拭きシート
- オドレミン←汗ジミゼロに★
- デオナチュレ←足汗ゼロに★
- 酔い止め
- コンタクト
- 洗濯ネット
- ビニール袋
- つめきり←地味にいる
- ヘアゴム
- 洗剤(旅行用の小パック)
- 日焼け止め←常夏ではSPFガチなやつを
- 虫よけスプレー←ガス式は持ちこめないので、液体ボトルで!
デバイス
- SIMカード
- kindle
- selfy
- 充電器(iphone, kindle, selfy, バッテリー用)
- プラグ
服(常夏バリ1週間ver. )
- 水着2枚←下着替わりにも
- 速乾性のあるブラウスやTシャツ3枚
←海は頻繁に着替えるので3枚はほしい - ユニクロ UVカットパーカー
- ビーサン
- スニーカー
- 靴下
- ワイドパンツ2枚
←飛行機もパジャマとしても楽。
冷房対策でロング丈だけど外でも涼しい - ショートパンツ
- ウルトラライトダウン←冷房対策
- 帽子←ガチの日よけ
- パジャマ用Tシャツ
服(真冬ニューヨーク1週間ver.)
- ダウン
- タートルネック2枚
- ブラ2枚
- パンツ2枚
- 裏地ワイドパンツ2枚
- サラファイン3枚
- ヒートテックウルトラウォーム(超極暖)レギンス
- ニット帽
- メディキュット靴下←長時間歩くので。あと速乾性に優れています。
- パジャマ用Tシャツ
冬の服はどーしても分厚いし、洗いづらいので、トップスとボトムスは洗わず
かわりにインナーを洗います。
あとはファブリーズで済ませちゃいます。
以上!!!
では、いよいよ④です。ここ地味にハマる人多いので落とし穴防止策を書きます。
- 行きたい場所を決める
- 手配(航空券・宿など)
- 荷造り
- 現地での心得←
さいごまで読んでくれてありがとうございます。
脱出ちゃんは、”あの頃苦しかった自分” に少しでも脱出ルートのヒントを示せたら嬉しいなって気持ちで書いてます。
一人でも多くの人の参考になれば嬉しいです!
もし同じような悩みをもってる友達がいたらおしえてあげてください。
1本1本時間をかけて書いているので更新頻度が遅くてごめんなさい。
新着記事ができ次第ツイートするので、少しでも参考になったらTwitterフォローしてくれたら嬉しいです。
荷造りを制するものは
旅を制する。