◆脱出ちゃんの脱出履歴◆
10歳まで:おいたち
生まれ:
中卒19歳の母からガラの悪い地方で生まれました。
家族:
実父は私が4歳のときに母と離婚。
2代目父は小5のとき、
3代目父は大学のときに離婚
→ バツ3の母と父違いの兄弟
毒親による暗黒期
恋多き母は、酒・たばこ・ギャンブルが大好きなので、父になる人もそんな感じ。
↓
どっちも自己中&金がないので、夫婦ゲンカがたえず、
掃除機は投げられるわ
時計は割れるわ
カルピスぶちまけるわ
壁に穴あくわ
「実家に帰ります!」といってばーちゃん家に連れていかれるわ
(学校を休まされる)
の毎日(掃除は私担当)。
(夫婦喧嘩が暴力的なので、この時私は心から空手を習って強くなりたいと思った。)
夫婦仲が良いときは、
パチンコで勝ってるとき
(車に3時間以上放置される私と弟)
居酒屋で飲み歩いてるとき
(夕飯なしで朝まで留守番。弟の子守をする私6歳)
宝くじを買いに行くとき
(当たってるのは見たことない)
エロ本を見てるとき
(よむなら子供のいないところでやれよ)
セッ●●してるとき
(やるなら子供のいないところでやれよ)
夫婦ともに感情の波がはげしく、
とくに二代目父は、
土日に私が早起きして●●レンジャーみてたら
「うるっさいんじゃー!!!」
と怒鳴られる。(極小音にしてるが?)
土日は親が昼すぎまで寝ているので、
物音を立てずにパン食べながらテレビ
(至福の時間だった)
↓
親が起床したら、すかさず自分の部屋へ避難。
なるべく1日顔を合わせないようにひそむ。
(だいたい二日酔いの八つ当たりされるので)
ものすごくマイルールな持論が強い二代目父。
友だちの挨拶の声が小さいのを理由に、
「もう家につれてくるな!」
と急にキレ出す。
門限を1分すぎたらバチギレして締め出される。
母は昼間からすでにパチンコ→飲み屋のため、学校から帰っても家にご飯はない。
とにかく米とカップ麺があれば生きれる。と、
お年玉を切り崩して食いつなぐ毎日。
たまに機嫌が良い(パチンコで勝った)ときは、深夜2時にマクドナルドを買ってきてくれる。
いまだに体調悪くなると、カップ麺とかマクドナルドとかジャンクフードを欲するのは、
これが母の味だからだと思います。
小6:デブを脱出①
引きこもり×肥満を脱出。5キロの減量に成功。
そんな食生活を送るなか、4歳、11歳と立て続けに親の離婚があり、
さらにメンヘラ化した母と狭い家での生活がはじまります。
現実逃避にゲームをして引きこもり(=運動不足)、カップ麺やらジャンクフードを食べ続け、小6の頃にはすでに肥満になっていました。
ある日ドラマで「デブは人生損する」という言葉に衝撃を受け、一念発起。
人生初のダイエットを試みます。
食欲との必死の戦い、ランニングや筋トレを経てようやく標準体重になりました。
見た目がまともになった嬉しさ以上に、
「やればなんだってできる」という自信がついた。
この自信が、私のチャレンジャースピリットの原点です。
中1:自殺願望からの脱出
毎日つらくて自殺願望
チャレンジャー精神を得た私は、なぜか逆上がりもできないのに器械体操部に入ります。
でも運動オンチ→放課後が地獄
母は毎晩男をつれこみパーティ(パンツ被ってた)→家も地獄
クラスでもハミられる→学校も地獄
自分が安らぐ場所がない13歳。いっそ死のうと思って飛び降り自殺ができそうな高層マンションを探していました。
誰かにほめられたくて猛勉強したら自信がついた
なかなか良い高さのマンションが見つからず、イライラしてた矢先、ふと気づいたのです。
どうせ死ぬ気なら、なんでもできるのでは?
てかこんな生活の元凶の母があそんでて、私が辛い思いしてるのっておかしくないか?
怒りのパワーがこみ上げてきました。
そんで、一度で良いからみんなに褒められたい、尊敬されてみたい。
親みたいになりたくない!
金に困らない生活を手に入れたい!
=良い会社入る
=良い大学入る
=今勉強する!
と思い、猛勉強しました。
(運動→身体能力ゼロには厳しい。容姿→ブスとよくイジメられた。勉強→ちゃんとやれば点数は上がる→手っ取り早い)
すると、テストの点は上がり始める
↓
先生からほめられる。友人からは「すごーい!」と言ってもらえる。
人生ではじめて感じた「優越感」(= v = )
何でも1つで良いから一番に近づく経験をすると、「自信」という魔法アイテムをゲットできることを知りました。
この自信が私を前向きに生かしてくれました。
高2日本を脱出①(アメリカ編)
家から出たくて「高校留学」を目指す!
勉強がうまくいきはじめると、部活も調子よくなってきました。
そんな時、友達のお姉ちゃんが高校生で海外留学するという話を聞き、
え、大人にならなくても海外にいけるの!?(家を出られる♡)と感動!
自分も行きたい!と思い、公立で留学単位を認めてくれる高校へ入学しました。
母から「1円も出さない」といわれ絶望
そして留学説明会へ参加して気づいた
長期留学には100万くらいお金がかかることを!!!!
ふと周りを見渡すとみんな保護者同席。
ああ、、こういうのは親が応援してくれている子だけが行けるのか、、と悲しくなり、帰宅。
ダメ元で、母に相談したら、
「はあ?何言ってんの?1円も出さないよ」
まあそうですよねーーーーーーーーー
なんとか奨学金をGET!アメリカへ
あきらめきれず、どうしたら行けるのか聞いてまわってたら、、、
未成年の魔法の杖!「奨学金」を知りました!
奨学金には、
①将来返す(つまり借金)形
②返さなくてよい(給付型)形
のものがあると知り、
②(給付型)も出してくれる留学支援団体を探して申し込みました。
奨学金もらうための勉強、パスポート、ビザの手続き、オリエンテーションにバイト。
病みそうなくらい忙しくて死にそうだったんですが、なんとかようやく家を脱出し、アメリカへ
「人目を気にする性格」を脱出
環境を変えたことで心身ともに健康に
留学先は自然に囲まれ、ホストファミリーにも恵まれ、
はじめて「愛されている」という感覚を感じました。
親の離婚やギリギリの生活から卑屈になっていた自分を呪縛から解放してくれました。
「みんな違ってみんな良い」マインドから前向きな性格に変身
アメリカでは、授業の隅々に
「みんな違ってみんな良い」
考えがあったことに驚きました。
例えば、歴史の授業。
日本だと、「●●●年に誰が何をした」という一問一答形式のテストがほとんど。
答えはいつも1つしかない。そこから少しでもずれたら落ちこぼれ。みたいな世界だったんですが、
アメリカでは、「●●●という歴史上の人物がいる。この人についてお前の考えを書け」っていう形式。
(。´・ω・)「え?何を書いたら正解なの?何を書けば100点もらえるの?」
困ったクソまじめな私は歴史の先生へ質問しにいきました。
「君の考えだよ」
(00)!?
人の数だけ答えがあるのか!
衝撃でした。
だからみんな、「私は私」「あなたはあなた」考えが違うのは当たり前。
だからこそ、
相手の話を聞いて理解しようとする
だからこそ、
自分の考えを相手に伝えるために伝えようと努力する
- 自分で考えて
- 相手を受け入れて
- 相手に伝える
日本では、
- 言われたことに従う(模範解答を覚える)
- 解答と違うことを書いたヤツはバカだ
- 答えは1つだから相手に説明する必要はない
日本では、「出る杭は打たれる」文化に染まって狭い価値観に縛られていました。
みんなと違うことが怖い。
人の目を常に気にしていたんですが、アメリカでは
違って良い。むしろ違って当たり前。
って思えたことで、安心できた。
しかも自然の中で広い空を見上げて、毎日ゆっくり時間が流れる。
日本でなんであんなに小さいことに悩んでいたんだろう?って思えて
バタバタ(朝6時起床>満員電車を2時間>部活の「夜練」21時まで>バイトで終電>勉強)
した毎日の中で失っていた
心のゆとりが生まれました。
帰国後は、
・自分はみんなと違っていいんだ
・みんながふつうに過ごした1年間、私は言葉も友だちもゼロの場所で生きぬいた
これが自信になって、人の前に立ったり、積極的に話ができるようになりました。
高3:ついに家を永久脱出
鬼の受験勉強。4カ月間で偏差値を40から65に。夢の一人暮らしへ!
と、自信満々の高校3年を謳歌していたのも束の間。
気づけば3年の10月。そーいえば受験があった。
行きたい大学(もちろん公立)には少なくとも偏差値60は必要。今の私は40。
(。´・ω・) え!?
先生からは「無理だから私立受けて」とか言われる
(。´・ω・) いや、私立どころか塾行く金もないんだけど、、
親からは「大学なんか行く意味ないやろ、早く働いて家に金入れろ」とか言われる
(。´・ω・) 絶対嫌だ。この地元で高卒のまま働くとか、おかんと同じになってしまう(※おかんは中卒)
なんとしても家を出たい。その一心で猛勉強。
朝5時から深夜2時まで、家は勉強できる環境じゃないので
朝マック(100円バーガーと水)>学校>図書室>フードコートの空席(100円ローソンと水)>深夜は家
と、毎日渡り歩きながら猛勉強。
アメリカ行ってたせいで、
もはや国語が壊滅的。
でも受験英語も壊滅的。(==)
バイトしてる場合じゃない
=お金ない
=ギリギリの食生活
気づけばアメリカで蓄えた肥満ボディがやつれにやつれ
というか顔色が悪すぎて、、、、見かねた家庭科の先生がごはん作ってくれる始末。
そして放課後教えてくれる友達や、塾の教材をコピーしてくれた友達。
(。´・ω・) なんか、、もらってばっかりや、、どうやって恩返ししよう、、
(。´・ω・) が、がんばる!!!!死んでも受かる!!!
なんとか友だちや先生たちのサポートのおかげで合格!!!!!!!!
春からは一人暮らし!
ようやく自由への一歩を踏み出せました。
大2:日本を脱出②(ヨーロッパ編)
「海外インターンシップ」という言葉を知る。
自由で楽しい大学生活を謳歌していた矢先、「海外インターンシップ」という言葉を知りました。
(。´・ω・) なにやら、海外で働きながら学ばせてもらえるっぽい、、、
今度はヨーロッパとか行ってみたいし、でもお金ないから留学は厳しいし、今度は英語使って働けるかやってみたい、、
所持金30万円でヨーロッパへ
貯金は30万ほどしかなかったので、格安で支援してくれる団体と航空券を見つけ、休学して、ヨーロッパでインターンとして働きながら生活することに。
働きつつもヨーロッパはバカンス大国。下っ端インターンでも有給めちゃあるし
LCC(格安航空会社)で数千円で色んな国いけるし
無料でステイさせてくれる人を探すサイトも使えばほんとに金かけずに旅行できちゃうんですよね。
気づけば40か国訪れていました。
アメリカと違ってヨーロッパには歴史がある。
絵画のような城から美味しい食文化。
色んな国の人が交じり合って、5か国語話せる人もゴロゴロいる。
アメリカしか知らなかった自分の視野を一層広げてくれ、
まさにみんな違ってみんな良い
一方で、そんないろんな価値観の人と「働く」ということの難しさも感じました。
社会人:地方からの脱出(東京編)
卒業後は東京のイケイケベンチャーで社畜
まあそんなこんなで、縁あって卒業後はイケイケベンチャーへ就職したんですが
そこから暗黒期がはじまります。
朝8時から朝4時まで働いたりなんなり、、、残業代なし、タクシー代なし。
自転車操業の毎日。
朝布団から起きれなくなるし、家庭内事件は起こるし、ついに転職。
ブラック企業からの脱出
転職マジックで年収を2倍に!
転職してみて気づいたのは、やってる仕事に対してかなり低賃金な給与だったということ。もうこれ以上金に苦労したくない。という一心で転職した先ではなんと年収2倍。
どの業界に入るかでこんなにも稼ぐ金が違うのかと実感(学生のときに教えてくれよ)
もちろん19時以降はみんなほぼ退社してるし、PCから何から何まで支給♪
この当たり前のサラリーマン生活に感動。
こうしてようやく貯金と時間ができ、徐々に生活が安定していきました
デブからの脱出②
ストレスでクソデブに
とはいえ、その引き換えとして職場のお局やサイコパス上司からのストレスは中々。
気づけばストレスから暴飲暴食でクソデブに。
(。´・ω・) でも前よりマシな環境で働けてるし、私は恵まれている
と心に言い聞かせ、土日だけを楽しみにする生活を送っていましたが、
いよいよヤバイ(体脂肪率40%)、、、
(00)30なる前に体を戻さねば一生戻れないんじゃないか!?、、、
決死のダイエットで10キロ減量。健康の真価を知る。
3キロずつ落としてようやく2年かけて高校生のときの体重に。
痩せて思ったんですが
- 足のにおいが無くなった
- 花粉症がほぼ治った
- マタズレとはさよなら
- ダサい服ですらサマになる
- 朝スっと起きれる
- 肩こり腰痛、生理痛はスーパー緩和
(00)良いことしかない!!!
仕事のパフォーマンスも上がりまくる!!
「健康」というスーパースターをゲットしました。
ストレス部署からの脱出
自己防衛本能発動。ストレス製造場からは早く逃げよう!
(。´・ω・) でもせっかく痩せてもこんなストレス製造場みたいな部署で働いてたらまた暴飲暴食してまう、、、
決死の異動作戦を開始し、なんとか希望の部署へ異動!
(お局とサイコパス上司の嫌がらせラストスパートは凄まじかった)
修行場でビジネス戦士に進化!
なんとか異動できて、人は良い、仕事は面白いわでガンガン働いていました。(社畜体質)
でも、そもそも
①ブラック企業→②お局&サイコパス上司の元で育成
→基本的な仕事のお作法ができていない&頭をつかう仕事ができない
と、出来ないことが多すぎる現実に直面。
←これマジで20代ギリギリで気づけてよかった。。。
ベンチャー就職の罠や転職については後日書きます。(これ大学で教えてほしかった)
転職活動したら1000万超オファー多発
がむしゃらに働き、気づけば結構色んなことしてたなーと
(。´・ω・) でもいつまでがむしゃらに働くんやろか、、、、
ふと感じて転職エージェントに登録したら、、、
(00)1000万オファーが余裕でくるようになっていた
あ、たしかこの会社きて結構たつけど年収全然あがってない、、、
(ここにきても買い叩かれてる社畜)
一回目の転職では薄給すぎて相手にもされなかったのに、、、
金のために働く生活からの脱出
なんのために毎日働いているんだろうか
とまあ、やっと日々の生活で金に困らなくなって、ようやく心身ともに人間らしい生活を送っていたですが、人間底辺のニーズが満たされてくると考えちゃうんですよね、、、
(。´・ω・) 何のために毎日8時間以上働いているんやろか、、、?
生活のためや
(。´・ω・) ま、まぁそーなんだけど、、、
結婚願望もないし、とにかく稼げるバリキャリになって一人で楽しく暮らす
という小4からの夢(←)をようやく叶えた今(※母のせいで結婚願望ゼロ)
朝から夜まで仕事!
↓
疲れて寝る
↓
1日中仕事!
↓
疲れて寝る
↓
今日も遅くまで仕事!
↓
疲れて寝る
↓
土日はたまった洗濯物と掃除をするか、遊びまくる(自分を癒すために必死)
↓
憂鬱な月曜日の朝をむかえる
なにをやっているんだ
自分はもはや何のために毎日身を粉にして働いているんだろう
このまま、老いた先に何があるんだろう
(。´・ω・)
思えば中学校のときから一心不乱に勉強やら留学やら、最短距離で貧困家庭を脱出するために
お金を稼ぐため(将来のため)にならないことはすべて時間の無駄
というスタンスのガムシャラに走ってきた。
※将来のため=キャリアアップにつながるスキル・進学など、キラキラした経歴づくり
自分の夢ってなんだろう
そういえば、自分って何が好きだったんだろう?
小5までは、手芸が好きでジーパンとかでカバン作ってたなぁ~とか思い出す。
気づけば
働き詰めで友達とも連絡とってない
東京にきて友達もそんなにできてない
地方娘の社畜の鏡を体現している。
昔の自分を救いたい、、、
え、なんのための人生なんや、これ!?
もはや結婚もしたくないし、子供もほしくない。
だったら、せめて自分が死んだあとに世の中に残るものをつくりたい!
それって何だろう、、、って考えに考えたんですが
あの頃苦しかった自分のような子を助けたい
ってのが答えでした。
なぜ「脱出ちゃん」を書くのか
昔の自分と同じ悩みをもってる人がいるかもしれない、、、
なぜか昔から友達から相談されることが多くて
・どうやって痩せたの?
・どうやって勉強できるようになったの?
・どうやって海外行けたの?
・どうやって転職したの?
・どうやってそんな給料上げたの?
実体験を元にアドバイスしてたら、めちゃめちゃ感謝されたんですよね。
その後も
ここまで来れたよー!(^^)今めっちゃ楽しい!
とか報告してくれたり、
あ、自分の体験話でも、結構人の役に立つんだ。
あと、結構同じような悩みもってる子多いんだなーって思い、
ならいっそ今まであみ出した脱出方法をここで公開してしまおう!
ということで書き始めました。
あくまで私個人の経験談なので、ドンピシャにはまるかはわかりませんが、
”あの頃苦しかった自分” に少しでも脱出ルートのヒントを示せたら嬉しいな
って気持ちで書いてます。
いろんな脱出方法について詳細は記事にしていきますね。
「とくにここ詳しく聞きたい!」ってとこあればメッセージください。
気長によろしくお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
一人でも多くの人の参考になれば嬉しいです!
もし同じような悩みをもってる友達がいたらおしえてあげてください。
1本1本時間をかけて書いているので更新頻度が遅くてごめんなさい。
新着記事ができ次第ツイートしますので、少しでも参考になったらTwitterフォローしてくれたら嬉しいです。
あんたが、合格することや。