前回は、ブラック企業のカモにされやすい社畜人材を生み出す原因
について書きました。
今回も「承認欲求の呪縛」というセンセーショナルな本をもとに、脱出ちゃんなりの解釈&原体験について書きます。
こんな人は呪縛にかかりやすい
どんな人がなっちゃうものなの?
メランコリー親和型の人間
ん???
つまりこーゆー人らしい↓
✓ まじめで責任感が強くて
✓ 当事者意識が高くて
✓ 社会規範を守って
✓ みんなの期待にこたえてくれる人
Perfect Human!
つまり、
日本で模範とされるタイプ = 日本人に多い
でも残念ながら、
こういうまじめで一生懸命他人や社会のために働いて、自分に厳しい人間ほどエスカレートすると自殺や過労死といった道をとりがちなんです。
え!?
VIVA!自殺大国
世界の自殺ランキングをみると、日本はOECD加盟国中トップです。
ちなみにここにある韓国とベルギー以外は
社会主義系の国
=出る杭はぶちのめす全体主義な国
つまり、
個人や自己のためではなく、他人、社会のために生きろと言われているような国です。
なんか聞き覚えあるな・・・
学校の先生からめっちゃ言われた
怖すぎるんだけど・・・
実は日本が一番成功した社会主義なのでは?(学校は社畜製造機)
でもなんでそーなってまうん?
呪縛が発生する原因
この本によると、
呪縛力はこの公式から発生するらしいです。
①周囲からの期待と自信のGAP
✕
②重要度
んー・・・
たとえば
これは誰の自己PRでしょう?
(母子家庭に育ち、小学校時代、塾の授業料を減額してもらっていた)自分が合格することが先生たちへの恩返しだと思い、がんばっていた。
逆境に強い。強靱なストレス耐性。できない理由を見つけて文句を言うのではなく、強い信念をもって努力すれば解決できる、というのが私の信条である
人と密にコミュニケーションをとり、意見や利害の調整をしていくことが社交的で責任感のある自分に向いている
パーペキ人材!
どこでも面接受かりそう・・・
正解はこの方(朝日新聞より)↓
高橋まつりさん(左)
え、誰?
なんか名前聞いたことあるかも・・・
そう。あの電通過労死事件の被害者。
2015年のクリスマス(12月25日)の朝、社員寮から飛び降り過労自殺をした電通の新入社員です。
もう一度彼女の自己PR文をみてみましょう
(母子家庭に育ち、小学校時代、塾の授業料を減額してもらっていた)自分が合格することが先生たちへの恩返しだと思い、がんばっていた。
逆境に強い。強靱なストレス耐性。できない理由を見つけて文句を言うのではなく、強い信念をもって努力すれば解決できる、というのが私の信条である
人と密にコミュニケーションをとり、意見や利害の調整をしていくことが社交的で責任感のある自分に向いている
そう。
典型的なメランコリー親和型人間
; (((( ;゚Д゚)))
なぜ、こんな美人でリア充そうな彼女がこんなことになったのか
この公式にあてはめてみると、
呪縛力=
①周囲からの期待と自信のGAP
✕
②重要度
その①:
✓ 新入社員で自信もそんなにない
✓ まじめで責任感が強く、周囲からの期待にすべてこたえようとした
→ 1年目からそんなに出来るはずがない
周囲からの期待と自信のGAPが大きい
その②:
✓ 徹夜や明け方まで働く
✓ 社員寮住み
→ 会社が世界のすべて
重要度がクソ高い
呪縛力最強
怖すぎる
でもこれって、めずらしいことやないよな・・・
せやねん
日本人としては常識レベルな働き方
とはいえ死ぬことないんちゃう?
死ぬくらいなら仕事やめたらよかったのに・・・
あまいな
まったく他人事じゃなかった
次回は、この呪縛が人を追い込むまでの
本当にあった怖い話
について書きます。
さいごまで読んでくれてありがとうございます。
脱出ちゃんは、”あの頃苦しかった自分” に少しでも脱出ルートのヒントを示せたら嬉しいなって気持ちで書いてます。
一人でも多くの人の参考になれば嬉しいです!
もし同じような悩みをもってる友達がいたらおしえてあげてください。
1本1本時間をかけて書いているので更新頻度が遅くてごめんなさい。
新着記事ができ次第ツイートするので、少しでも参考になったらTwitterフォローしてくれたら嬉しいです。
承認欲求の呪縛